UK Flag
Nottingham, UK
Firefest 2

November 26, 2005 : Rock City

UK Flag

4月のTourに続き、戻って来ましたUKに!2005年の今、1年に2回もUKでDanger DangerがPlayするとは正直言って驚きだ。が、需要があってこその供給と思えば、こんなに嬉しいことはない。やはり本国USより、シーン共々この手の音楽に再び活気が戻ってきているのだろう。今回は1回だけの公演、しかもFestival形式のものに参加ということで、4月のTourとは、少々異なる状況でPlayすることとなった。
そのFestival, Firefest 2の前夜、まずPre-Show Partyが開かれた。(19時〜25時) このPartyは出演バンドとファンのMeet & Greetのようなもので、事前に発表されており、先着250名、£5のチケットを買えば誰でも入場できた。会場のVia Fossaは、翌日の会場"Rock City"から歩いて5分程の所。大きめのPubだったが、チケットは早々にSold Outしており、満員。好きなバンドのメンバーが同じ店内にいるという興奮に、Live(3 BandsがPlay。)の熱気と酒の勢いが加わり、多いに賑わったPartyとなった。
Bruno・Steve・Robが会場に到着したのは、9時頃だったか? 最初は食事をしていたようだったが、いつの間にか、ファンに混じって飲んだりおしゃべりしたりしていた。Tedは、事前のInterviewで答えていたように、翌日のコンディションを考え、欠席だった。(とっても残念・・・) とにかく人が多くてごちゃごちゃで、3人を見失う事もしばしば、というかほとんど見失っていたかも。でも、ふと気がつくと、他のバンドのメンバーがすぐ近くにいたりして、それはそれでけっこう楽しかった。(^o^) House Of Lordsのメンバーは、ナイスなおじ様達という感じでとっても好印象だった。(特にVocalのJames。)
3つめでトリのBlue TearsのLiveは、何となく見たいと思っていたので、ステージがある方に行ってみた。(パブ内が全体を見渡せるような作りになっていない。) ステージは、私が居たわりと広いBarスペース(でも人がいっぱい!)からトイレ等がある細い通路(ここも立ち話する人達やサインをするバンドのメンバーへの人だかりで大混雑!)を抜けた所にあったのだが、人をかき分けて進むと、なんとステージ左側のスピーカーのまん前に出てきた。ステージ前には見る人用フロアもあるのだが、ここもいっぱい。私と同じ通路から来た人は、みんな身をのり出すようにして通路の出口近辺からステージを見ていたが、そうすると左耳がスピーカーの方を向いてしまう。耳を押さえたが、それでも耐えられないくらいの大きい音。少し見ていたが、耳が限界と思って退散しようとすると、私の左後になんとBrunoがいた!じゃ、もうちょっとがんばろう〜っと。(^o^;) が、Brunoも程なく去ったので(やっぱり耳が痛そうだった。)、私も退散・・・ (その後も、ずっと左耳が痛かった・・・)
いったん元居たBarに戻ったが、ここの内部の作りはどうなっているんだ?と探検(おおげさ〜)に出ることに。先程の通路を通り、Liveスペース前のフロア(ステージに向かって左側に大きなBarカウンターがあった。)の人込みを「えっくすきゅ〜ずみ〜!」と言って押し進み、一番後ろまで来ると、そこには少し高くなった所にイスやテーブルがあり人が集えるスペースになっていた。Liveを見るにも正面から見下ろせていい感じ。ステージからはちょっと遠いけど。ちょうどSteveとRobもそこにいて、ファンというよりは関係者っぽい人?と話をしてた。
3人とも楽しそうにはしていたが、非常に疲れた表情をしていた。特にRobがものすご〜く疲れた顔をしていたので、気になった。日本に来た後も、Rolandの仕事等できっと忙しかったのね。
Steveに、東京公演の日にちと場所は決まったのか聞いてみたが、まだわかっていないようで、「2回じゃなくて、3回になるかも。」というような返事だった。
この大混雑の中で、驚くような再会もあった。なんと、97年にDanger DangerがUFOとEurope Tourをやった時のUFOのStaffだった人が声をかけてくれたのだ。(この97年のEurope Tourは、記念すべき私の初・外国で見るDanger Danger!のTourで、この時は長年のUFOファンの友人といっしょに行った。) Pre-Show Partyには私以外に東洋人はいなさそうだったので目についたのかもしれないが、それにしてもよく覚えていてくれたもんだとびっくりした。その人も全くの西洋人とはちょっと違うルックスなので、私の方も明白に記憶にあった。なぜここにいるの〜?と思ったら、なんと明日の出演者の1人だった。(^o^;) 「BrunoとSteveに会った?」と聞いたら、「まだ。」というので、2人がいる所に引っ張っていって(その時は居所を把握していた・笑)、"Do you remember him?"というと、2人とも「Leon!!!!!」といって、ちゃんと名前を呼んでいた。\(=^o^=)/ 3人は再会を祝してしばし歓談していたのだが、明日は何時からPlayするかのか聞いたSteveが、「その時間はまだ寝てるから見にいけないなぁ。」とか言っているのが聞こえた。あの〜、出演予定時間は13時過ぎなんですけど・・・
そんなこんなであっといいう間に時間は過ぎていき、各バンドのメンバーも各々引き上げていったようだった。(ほとんどの人の顔を知らない為、よくわからない・・・) Bruno・Steve・Robも11時半くらい?には帰ってしまい、私も時を同じくして退去した。特に飲んだり、騒いだりしなかったのに、何だかものすご〜く疲れてぐったり・・・

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一夜明け、26日。Firefest 2当日。今年5月7日に行われたFirefestが好評だった為、同じStaffにより"2"が行われることになったようだ。(プロモーターが4月のTour同じだったので、Danger DangerをサポートするStaffはその時と同じ顔ぶれだった。) 今回の出演バンドは8つ。Danger Dangerは6番目の出演で、18時15分〜19時15分の演奏予定となっていた。(当日のRunning Timeはこちら参照。また、その他Info等についてはこちら参照。)
開場時間を少々過ぎた頃、会場への道を歩いているとそちらの方角から、すでに知り合いになっていたHouse Of Lordsのメンバーのお友達M嬢が歩いてきた。「まだ開いてなくて、すごい人が並んでるわよ。」 2人で会場に行ってみたが、まだ開きそうにもなかったので、近辺で時間つぶしにおしゃべりを。そして意気投合!(^o^) カワイイし、話しててすっごい楽しい彼女を私はたいへん気にいってしまった!しかも話をしているうちに、彼女は、8月以来私が御執心のRyan Roxie("Tour Special : CT, NJ & NY in August"参照)とかなりなお知り合いだった事がわかり、その話で大盛り上がりに。この状況で他のMusicianの話をしていていいのか?(^o^;)と思いつつ、Ryan初心者ファンの私にとってはたいへん楽しいひと時だった。エヘヘ。
最初のバンドも終わる頃、入場。この会場のキャパは2,000名、売れ行きはそこそこらしかったが、まだ始まったばっかりということで、ステージ前で見ている人は数列で、だいたいの人が遠巻きで飲んだり、おしゃべりをしているような感じだった。客層は中年(と見える)男性が多し。とにかく女性よりは男性の方くだんぜん多く、平均年齢は高め傾向。
Merchandiseテーブルはステージ正面の後方にあり、Firefest 2 Tシャツが4種と各出演バンドのTシャツ、CD(これは出演者のものとは関係ないようだった。)が売られており、たいへん賑わっていた。Danger DangerのTシャツは搬入が遅れ、登場したのは3時過ぎ。新しいものはなく、今までと同じラインナップだった。
そこでFirefest Tシャツを買った後、Will(2003年UK TourのDrumテク、4月のDudleyのShowでもDrumテクを務めてくれた。)にバッタリ。嬉しい〜!見にきてくれたんだ!まだ、Steveには会えていないとのことだったが、その後会えたのかな。
1〜5番目のバンドは、ちゃんと見たり見なかったりで、落ち着かないうちに時間が過ぎていった。バンドが1つ進むごとに、ステージ前に集まって来る人もどんどん増えて行き、5番目のバンドが終わる頃にはかなりびっしり人で詰まっていた。
18時20分をまわった頃、Bruno・Steve・Robの3人がステージに登場。Dangerコールが起こる中、”ぶるぅのぉ〜"という男性の声も。そしてBrunoの"Are Your Ready?"な一声で更に盛り上がり、"Are you ready for Monkey Business?"というバンド紹介の後、やや間があって、Showがスタートした。
"Danger Danger!!!"と紹介されたら、間髪いれずに1曲目に入ろうよぉ〜と、最初から御意見してしまいそうな気分になったが、Dangerコールも一段落してしまった後、3人が鳴らし始めた音に合わせ、口に含んだ水を上に吹き上げながらTedが登場。そうして始まったOpeningのイントロは、なんと"Rock America"だった。
意外な1曲目!だが、今日はレギュラーのコンサートとはちょっと違うシチュエーションかと思うので、Setlistもそれなりのものが組んであるのだろう。SteveもUKだけは特別な事をやるようなコメントを出していたし。(Mini Mini News : 11月22日付けを参照。) 大きいステージ、ライティングがきれい!この大規模にやってる感がすっごくいい!そしていきなり、"Rock America"。もう最初っから大騒ぎでしょ〜(^o^)
2曲目はMCなしのノンストップで"Beat The Bullet"ヘ。お〜、やっぱり大分違うぞ〜・・・
"It's SO GOOD TO SEE YOU AGAIN!!!"というTedのMCで会場が一段と沸く中、Robの短いGuitar SoloのようなPlay(Showの時間が短い為、Soloをやる時間が取れないので、ここでそれっぽいものをやったのかなと推測。)に続き、Brunoが叫んだ曲名は、"Slipped Her The Big One〜!!!"
TedのInterviewに、少なくとも2曲は最近やっていないような曲をやるようなことが書いてあったが、そのうちの1曲がこれだったのか!ここでTedはバンダナをつけて登場。RobがSoloっぽく弾いている間につけたんだな。今日のRobは今までに見た事がない山吹色のGuitarを使用。「元気だぞ!」と言わんばかりに、アクションも大きくPlayしているが、やっぱりすっごい疲れた顔をしてるのが気になって・・・ 笑顔でも、疲れが隠しきれないっていう感じ?そんな事を思って見ていたのは私だけだろうが・・・
途中Tedは、Steveのバスドラの上に飾ってあったエルモの人形を持ってきて、エルモにRobのギターを弾かせるようなまねをしたりして楽しさも振りまいていたが、久々にLiveで歌うこの曲には力がこもっていたようで、最後にはバンダナも投げ捨てて熱唱していた。
ここで一息、TedがやっとMCらしくしゃべろうかという所に、客席からビニールの牛(丁度手に持てるサイズ)が飛んできた。それを手にして、最初、これは何?風だったが、その後のTedのアクションを見ていると、もしかするとこれは先の歌にも関係あるH系もの???・・・(^o^;) Tedは笑ってその牛を客席に投げ返した。
そしてRobの所へ行き、缶ビールを一口のRobと肩を組み、2人で腕を上げ歓声に答えた後、Bruno側まで行って、"Cockroachからもう1曲!"。が、ここですぐには始まらず、Robの方に戻ってきて、Robに"How do you feel?"的な事を聞いたり、客席にも同じ呼びかけをしたり。早口でいろいろしゃべって、会場を沸かせていた。が、ワタシ的に言うとこの間は何?いう気になる部分だった。どうもね、こういう所のタイミングがビミョウで・・・ やっぱり、ここで曲の頭が出る!ってみんなが期待した所では、間をあけずに曲に入って欲しいと思うのであった。
次の4曲目。SteveのDrum始まったその曲は、"Tip Of My Tongue"。お〜、やっぱりやったか!実は、この曲をEurope Tourでやる予定ということは、Robが日本で教えてくれていた。が、たくさんのやってない曲の中からこの曲を選択するというのが、今イチ納得できずに、本当にやるのかけっこうギモンだった。好みの問題もあるけど、これとそして"Slipped Her The Big One"が選ばれたというのは、私としては本当に意外で・・・ もちろん、両曲とも充分ウケてたし、みんないっしょに歌ってたけどね。
Tedが牛を拾っていた時、後ろでBrunoはジャケットを脱いでいた。なので、ここからのBrunoは、Cheap TrickフォントのDanger Danger Tシャツ!BrunoがステージでDanger Dangerものを着ているのはめずらしいと思うんだけど???ちょっとソデをめくって着こなしてた。(^o^)
終わった後、TedのGood Friendということで、Danger Dangerの前にPlayしたVoughnのVocali : Danny Voughnがステージに登場。Tedが(ツーショットの)写真を撮って、撮ってと言い、みんな写真を撮っていたのに、撮りそこなったワタシは本当にマヌケ・・・ 反省・・・(ToT) その後、Brunoが長々MCを。気のせいか、Brunoがしゃべった方が会場が盛り上がるような気がするんだけど・・・(^o^) それを受けてTedがしゃべり始め、それが終わらないうちに、"Bang Bang"のイントロが出てしまった。このへんのちょっとおかしいのって、機材のせいもあるんじゃないかと思うんだけど・・・
5曲目"Bang Bang"、これは言うまでもなく大合唱でしょう♪ 演奏後の喝采もひときわ大きく、それが引かないうちにBrunoが更にあおるようなMC始め(みんなに"Bruno〜!"と叫ばせた。)、より盛り上がった所でTedが"Hey, Bruno, give me a shot!!!""Oh, Yeahhhh!!!"ということで、ちょっと一杯タイムに。(^o^)
"次の曲はTedとは一度もやったことが曲だ。"とBruno。え〜、それってもしや〜・・・ "Shot 'O Loooooove!!!!!" やった〜!ついに〜!!!誰もがそう思ったのか大歓声!ここですぐ曲が始まってくれればいいのに、歓声が引いてもまだ始まらない。この間って、故意にやってるとは思えないんだけど・・・ 時間にすればほんの数秒のタイミングなんだけど、超盛り上がってる時だけに残念だ。待ちに待ってたこの曲のTedでのLive。しか〜し、正直に言うと、始まった瞬間に、「もうちょっと練習して〜!」と思ってしまった。特にどこか悪い所があるというわけではないのだが、練りこまれてないっていうか、4人で合わせてみて回数が浅いっていうのが直感的に感じられるんだもん。(事実そうなんだろうが。) そのへんを補う為だったか定かでないが、一杯飲んだ後赤いコカコーラのTシャツに着替えたTedは、ここでTed的パフォーマンスを。曲の途中からステージと客席の間にあるカメラマン用のピットに降り、左右に移動、ピットのイス部分にのぼって観客と向かい合うようにして歌っていた。そしてステージに戻り、最後に勢いよく一杯飲んだ!この曲、好きだし、Tedにも合ってると思うので、これからもぜひレギュラーでやっていって欲しいなぁ。
TedがMCを始めるが、バックにRobが爪弾きだしたメロディーで、次は"I Still Think About You"だとすぐにわかった。いついかなる時に聞いてもこの曲は胸を打つ〜(ToT) ここでのお約束は腕を上げて左右に振るという(ペンライトなんかがあるともっといい。)のをやることだと思うので、盛り上がり度チェックに周りを見たのだが、歌ってる人が多い割には、手を振っている人の数は少なかったかな・・・ 曲の終盤、BrunoがRobに寄って来た時に赤と紫のライトをバックに投げてくれたピックをGet!!! \(=^o^=)/ 黒で表にクラシックロゴ、裏にBrunoの少女マンガチックな似顔絵がそれぞれ銀色で入っているものだった。もしかしなくても、コンサートでBrunoのピックをGetしたのは初めてだ〜 感涙。(ToT)
"Thank You Very Much!!!"とTedが言い、すぐに"Don't Blame It On Love"に。しっとり感からEndingに向かって行く疾走感に一気に変貌。この歌の大合唱もすごい!シングルヒット曲でもないのに、それ以上に盛り上がっている感じすらする。歌声と共に振り上げられてる腕も多い、多い!途中、観客に歌わせる所を、「大きい声で歌って!」「小さい声で歌って!」みたいな感じでTedがリードし、いつもなら"Good Time"でやるようなコミュニケートを今日はここでとっていた。
最高に盛り上がった所でDangerコールがかかり、TedもいっしょにDangerコール、更に客席からDangerコールが大きくなり、SteveのDrumロールも。BrunoのThank Youを交えたMCに、再びバンダナをつけたTedも参加。ここで次にやるのは"Monkey Business"とわかった。
やや間があって、Brunoが"Monkey Busineeeees!!!!!!"と叫ぶと、それと同時に今度はジャストのタイミングで曲が始まった。よ〜し!(^o^) 中盤、最前列中央に陣取っていた、4月にも来ていたギリシャからのファンが広げていたDanger Dangerファン仕様のギリシャ国旗をTedが受け取り、広げようとしたが、1人でやるには大きすぎ、イラストの部分などを客席に見せてから、彼らに投げ返していた。19時13分頃、"Thank You, Good Night!!!"と比較的あっさり退場。
Dangerコールの中、すぐにアンコールでステージに戻ってくると思いきや、会場に音楽がかかり出し、一瞬シーンと・・・ ここで終わり?そんなバカな・・・ しかし、"We Want More!!!"という声が上がりだし、音楽がストップ。ホ〜 大歓声の中、酒のカップをもったBrunoが登場。MC後、メンバー紹介。Brunoが3人を紹介し、最後にTedがBrunoを紹介。Brunoがカラになったカップを左手で上にたたき上げると、あのBurnoコールが沸き起こってきた。"ぶるぅのぉぉぉ〜、ぶるぅのぉぉぉ〜"というちょっとメロディのついた、低〜い声の大合唱♪ やっぱりUKではこれを聞かないとBrunoもさみしかろう。(^o^;) ここで立ち上がったSteveもマイクを持ってBrunoに一言、更にBrunoのMCは続き多いに盛り上がった所で"Naughty Naughty"に突入かと思われたが、TedがRobのNaugty Naughty Guitarをチェックだと言うので目をやると、あの黄緑色のGuitarに持ち替えていたのだが、何や黒マジックでいろいろと落書きイラストが・・・ Tedの画風と思われるこのイラスト、どうもいけない内容のような・・・(ToT)
そして、Brunoの"Naughty Naughty!!!!!!!"で曲がスタート!客席も大盛り上がりだし、Playしている側もよりExcitingに!最後の最後はSteveも立ち上がってDrumを叩き、Robは足元のモニターでギターをかき鳴らした。
終わったような最後の一音が残っているような中で、TedがBrunoにぶつかりそうになりながら退場。そしてライトが全部消えて一瞬真っ暗に。すぐ青いライトがついたが、何か変?そんな中で、BrunoコールとDangerコールがまた沸き起こり、数秒の後、ステージに残っていた3人が最後の音を鳴らし、その瞬間だけライトが全部ついたがすぐまだ消えた。演出にしてはちょっとおかしいような・・・?暗闇の中でBrunoが"Thank You!!! We Love You!!! See You Next Time!!!"と言い終わる頃、また青いライトがつき、その中でBruno・Steve・Robだけが前に出てきて挨拶した。(その後ろでは、すでに後片付けが始まっていた。)19時23分頃、何だかすっきりしない最後ではあったが、Danger DangerのShowは終了した。

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その後は、残りの2つのバンド、Harem ScaremとHouse Of Lordsをしっかり見た。Harem Scaremは知ってこそいたが、ちゃんと聞いたことはなかったので(Cheap Trickのカバー曲が入ったCDだけは持っているが。)、そうかこういう音楽をやる人達だったのかと。思っていたのとはちょっと違っていたので、少々意外な気もした。途中でTedがピットに出てきて、楽しそうに見ていたが、"Change Comes Around"で、ステージに飛び上がりHarryといっしょに熱唱した。(Harem Scaremの当日のSetlistはこちら参照。)
House Of Lordsは貫禄だった。この日の為の再結成だったとは言え、なかなかのもの。インストがやや多かったが、これはVocalのJamesが手術直後で、キャンセルも考えた程の体調だったそうなので、仕方なかったのだろう。DrumsのKenは小柄で細いお兄さんというRock Drummerらしからぬ印象だったが、そのPlayは力強く、Soloも含めてとてもよかった!
Firefest 2のラインナップを見た時、なぜDanger Dangerが最後から3番目なんだよ〜?と不満に思ったが、最後の3つをしっかり見た感想として、やはりこの順番は妥当だったと思った。3つの中で、コンサートして一番よかったと思ったのは、Harem Scarem。内容はもちろんだが、現役でしっかりやってる感みたいなものが一番強かった。Danger Dangerは残念ながら、3番目。現役だけど、常にコンサートをやっているわけじゃないし、それ故こういう時に足りないものが見えてしまうというか・・・ House Of Lords程の貫禄・重圧感があるわけでもないし。と、いろいろ言ってしまうのもDanger Dangerに対する愛がある故。高いものを求めて、つい厳しい事を言ってしまうのよね。会場で、全部を見たけど一番よかったのは断トツでVaughnと言っていた人もいたし、その後の書き込みを見てもDanger Dangerがよかった!と言う人がたくさんいたということはぜひ付け加えておきたい。
この日のDanger DangerのShowは勢いもあったし、1時間のShowとしてコンパクトにまとまっていたし、トータル決して悪くはなかった。終わった後にGetしたSetlistを見ると、Openingの"Boys Will Be Boys"を含めて3曲が消してあり、消してなくてもやらなかった"Crazy Nites"がなんとEndingだった。(こりゃ、びっくり!) 時間がない中で、苦悩したのね・・・
全部が終わった後は、この大きな会場で各バンドがサインしたりファンとおしゃべりしたりするのだろうか?Danger Dangerのメンバーはどこ〜?とウロウロし出した所で、M嬢に再会。(^o^) Danger Dangerを全く知らなかった彼女に感想を聞くと、すごくよかった!また見たい!と言ってくれたので、私もHAPPY!(^o^) 程なくDanger Dangerのメンバーとファンがステージ右手のBarの前あたりに集まっているのがわかった。4月には来られなかった、2003年UK TourのTour ManagerだったChrisも忙しい中駆けつけてくれて、ここでもまた嬉しい再会があったのだった。(^o^)
その頃、会場にはガンガン音楽がかかっていたのだが、少しするとTedが、「今、かかっている曲、ボクの新しい曲だよ。かけてもらっているんだ。」と。これはTedの新しいプロジェクト:Poley/Riveraのデモ?と思ったが、騒がしい環境の中でかかっていたため、どんな曲か聞きこむことは不可能だった。でも、ここですかさずかけてもらうTedはやっぱりしっかりしてるわ。そうこうしてるうちに、Foreignerの"Hot Blooded"がかかり、Tedは歌詞の一部を"Ryan Roxie"に変えて私に歌って下さった。(^o^;) あっ、ありがとう・・・というか、恥ずかしくて赤面。しかし、こうなったらヤケクソでいっしょに歌ってしまった。(Ryan大好き!をDanger Dangerの皆様に全く隠していない為、こういう事になるのは自業自得であった・・・) その一部始終を隣で見ていたM嬢は、「この人おもしろい!」とすっかりTedがお気に入りに。早速いっしょに写真を撮ったのだった。(^o^)
だんだん人もばらけてくる中、次はM嬢とHouse Of Lordsのメンバー探しに。どうやらこの後、ここはNight Clubになるようで、そう言えば、Firefest 2のInfoの中に、コンサート後もそこで楽しんで!みたいな事が書いてあったのを思い出した。地下に降りてみると、すでにそこにはとてもたくさんの人がいて、こんなたくさんの人がいたんじゃ、絶対に見つからないと思ったのに、House Of LordsもDanger Dangerも他のバンドも関係者も一ヶ所に固まっていた為、けっこう簡単に見つかってしまった。どうやら1階(ステージがある所)はHeavyなRockがかかっていて、地下は80年〜90年代初めのいわゆるMelodicなHard Rockがかかっていたみたい。なので、今回の関係者一同が結局、地下に集まっていたのも納得だ。
そして、ここでももちろん、ファンとバンドのサイン・写真・おしゃべり会は続いていた。M嬢と飲み物を買いに行って戻ってくると、SteveがDJブースに入れてもらってCD探しをしているではないか。そこにSteveを探しているTedが現れ、3人でちょっと会話している間に、M嬢とはぐれてしまった。(なんせすごい人込みで・・・) 一度1階に上がり戻ってくると、みんなまだ最初にいた場所にいて、M嬢とSteveが話し込んでいる所だった。(彼女はSteveよりぜんぜん背が高く、彼女の方がかがみこむようにして話していたので、ちょっと笑った。) Steveは彼女によほどおもしろい事を言ったらしく、Tedの時以上に「この人、おもしろ〜い!」とウケまくっていた。(^o^)
「春にまた来るって言ってるわよ。」というので、げげっ、「Steve、そうなの?」と聞くと、"I hope so, I hope so!!!"という事であくまでも希望のようだった。ちょっと安心?(^o^;) 私が地下にいなかった間、SteveはCheap Trickの"Surrender"をかけたらしい。ち〜、いればよかった!
そんなこんなでここでもあっという間に時間が過ぎ、Bruno & Steveがまずみんなに挨拶して退場。Robはまだいたが、私もそろそろ帰ることに。(Tedは最初の頃しかいなかった。) Pre-Show Partyで再会したLeonやそのバンドの人達、まわりにいた人達にバイバイを言って、最後にM嬢にお別れの御挨拶。今日は彼女といっしょですご〜く楽しかった!「今度、Alice CooperがUKに来る時は絶対にあなたも来るのよ〜!!!」と言われ、「もちろん、絶対に来るわよ〜!!!」と思いっきり返事をし、会場を後にした。(ん〜、1時半頃?) 次にDanger DangerがUKでやる時か、はたまた本当にAlice CooperがUKでやる時かはわからないが、ぜひまたM嬢には再会したい。こういう出会いがあったので、Nottinhgamがよけいに楽しかったように思えるのだった。 さて、次の地は、ギリシャのAthens。何が起こるかな〜♪

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