Bruno & Hiro
The Voice
NYE D2 Experience!!! By Hiro
Steve & Hiro

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2005年12月27日午前10時40分、JFK空港到着。5度目のNY。
AIRLINKでマンハッタンへ。昨年末同様、日本の方が寒いのでは?と思うほど、NYは寒くなく、またつい3日前までMTAのストがあったということは分からないほどMIDTOWNは混み合い、いつもの街の顔を取り戻していた。(スト中はほんとにマンハッタンは閑散としていたそうです。知人談)

今回の目的は、昨季労使交渉難航でとうとうリーグ開幕せずだったNHL観戦。そしてENTERTAINMENTとART、MUSIC。年末旅行の最大の楽しみはやはりカウントダウンをどう過ごすか?ということでしょう。必ず事前に年末のイベント情報を入手するのですが、今年のNEW YEAR'S EVEはイイのがありました。MSGで行われるBLACK CROWSのLIVE。お隣NJ州ではVELVET REVOLVERのLIVE。そして、NY5回目にしてようやくこの機会にめぐり会えたのがNJ州MORRISTOWNで開催されたDANGER DANGERのLIVE!!前者2つに行く人の方が多いのでしょうが、私は別。学生時代からずっと行きたかったD2のLIVE。NYへ行く度にLIVEスケジュールをチェックしていましたが、いつも合わず。彼らを好きになってからここまでくるのに何と15年も待ちました(泣)。しかも地元で観てみたいという願いが叶えられました。

THE WORLD'S MOST FAMOUS ARENA『MADISON SQUARE GARDEN』にある通称PENN STATIONからNJ TRANSIT 15時11分PENN STATION発/DOVER行乗車。MTAの線はほとんど全て利用していたが、NJ TRANSITは初めて。最初ということもあり、またできるだけ直通をと思っていたので、少し時間は早いがコレに乗った。
31日は早朝よりマンハッタン内を闊歩していた為、この日の寒さは予測できた。NYからNJ州に入り、内陸部北部へ列車が進むにつれ雲がどんより。窓の外にはいつしか雪が・・・。雪に覆われた木々と住宅街はまるで映画に出てくる風景のよう。辺り一面真っ白な銀世界が広がる景色を眺めながら、NEW YEAR'S EVE参加に対する不安と期待とが入り乱れていた。

案外時間通りに列車も進んでるな〜と思いながら16時21分時刻通りMORRSTOWN駅到着。雪はチラチラとまばらに降っており、太陽は雲に隠れ辺りは薄暗い。それまでの駅に比べ、人はそこそこ降りていった。駅から見渡すと案外まともな街並みである。駅前ロータリーに隣接するのはファーストフード店が2〜3軒と、駅前の道を挟んで、寿司、タイ料理、イタリアン、ダンキンドーナツがある。19時半まで駅とダンキンドーナツで暖をとった。

いよいよ会場DOUBLE D'S ENTERTAINMENTへ乗り込もうと、会場へコールした。(英語苦手だな〜)
今回のSHOWはNEW YEAR'S EVEということで、ホテル1泊、会場〜ホテル送迎、ビュッフェ、シャンパン・トースト、ライブという盛り沢山の内容。
駅へ迎えに行く事を告げられ、5分ほど待つと小奇麗な4駆に乗ったスキンヘッドのおにいちゃんが現れ、「DOUBLE D'S ?」と言う。すかさず「YES」と答え乗車。一緒に行った相棒はスキンヘッドにビビッたようで(笑)、「ねぇ、ホントに大丈夫?」と不安げな顔をしていたが、姿はいかにも♪ 車内では気を遣ってかFMか何かHM/HR を流してくれた。これは間違いないって思いながら、あっという間に会場へ。D2 STATIONの写真でみた会場そのものが目前に。

下車するといきなり会場内からDANGER DANGERの曲が!!これはCDか?生演奏か?瞬間平常心を失い(笑)、ドアに駆け寄り中へ。どうやらリハーサルのようだった。ちぇり〜さんの報告通り、右がステージがあるROCK ClLUB。左側がGENTLEMAN'S CLUBだった。するとそこへ中国系?のキレイな女性があらわれ、「HIROSHI?」、「私がSUE ANNよ!」、無事会場へ到着したことと、簡単な挨拶をすませ、荷物を置きに一旦ホテルへ。この日の雪と同じWHITEのリムジンが外で待っている。「JOEが送ってくれるわ。」 この女性、今回のこのLIVEで色々と手続きをしてくれたDOUBLE D'S ENTERTAINMENTのSUE ANNEさん。(問合せはE-MAILで、実際の予約は直接コールにて) 店の中ではまだD2の音が鳴り響いている。時刻は20時を少し回った位。おそらく最終のリハなのだろうと思いながら、この日の観客であろう人たち何人かと数キロ離れたTHE WELLSLEY INNへ。降車したところで記念撮影をJOEがしてくれた。出入口には会場へ向かう女性客が3〜4人待っている。10分位したらまた戻ってくるとJOEに告げられ、ひとまず素早くチェックイン。国道沿いのモーテルの様な感じであったが、ベットも広く、快適。NYで泊まっているホテル(UPPER WEST SIDEにあるWEST SIDE INN。いかにもな安宿。フロントの雰囲気はほんとにユースホステルのようで、スタッフは皆気さくな人ばかり。)と比べると月とスッポンだった。(笑) 今夜は安心してベッドで快眠だなぁと思う時間もそこそこに、必要最低限の荷物と、この日の為に日本から持ち込んだD2のT-シャツを着、サイン用のペン、あらかじめNYCのVIRGIN MEGASTOREで仕入れておいたD2の1stジャケ。妹が10数年前に赤坂泰彦氏がDJを務めていた某HM/HRラジオ番組のリスナープレゼントでGETしたブルーのD2のNAME入りタオル。この日の為に14〜5年もの歳月が経過し、ようやく彼らの目前でその役割を担うことが出来るであろう事に、感慨深い思いでいる事数十秒。

「よし、行こう。」 ホテルの入口で待つこと25分。んーーー「10分って言ったのにぃ!」 でも、こちらの方々はのんびりしているんだよな、そう思うしかなかった・・・ 同世代位のカップル、40過ぎ位のカップルと私達2人の6人。ハードロックが流れる白のリムジンに乗って再び会場へ。21時を少し過ぎていた。右のステージからはおそらくこの日の最初のBAND、QUEEN Xが演奏している。SUE ANNEにあらかじめ電話で伝えたクレジットNo.で2人分($150)の支払い用紙が用意されており、サインした後、右手に黄色い紙バンドをしてもらった。「まずは食事ね。」と左にある例のGENTLEMAN'S CLUBを指さされ、中はどんなであろうとドキドキしながら入った。入口から入って、中は左側へ広がっており、大きく四角いカウンターが。その中にはいわゆるお立ち台とダンサー用のポールが2本そびえ立っている。入って正面にビュッフェが用意されており、人の列が出来ていた。カウンターでは常連客?と思わせるようなヒゲのオジさん達やこれから隣のライブを観にいく客とが各々飲んだり、食べたり、また入口上方に設置してある大きなスクリーンにて放送されていたNFLの試合を観戦していた。COORS LIGHTで乾杯(ある程度アルコールを入れておかないと、気持ちが萎縮してしまってはいけないなと思ったので2本)。カウンターではおそらくダンサーかと思えるヒップ上に刺青のある可愛いおねいちゃんが1人と別の店員、SUE ANNEも手伝っている。D2の出番はまだまだ後とは思いながらも、早めにステージ最前を狙おうと食事はさっさとたいらげ、店内をぐるっと2周。トイレにある本日の案内の掲示物の写真と店内撮影をし、お隣の会場へ。入口に、首飾りとパーティグッズのラッパやクラッカーが置いてあり、各々好きなものを手に取ってました。

最初のBAND演奏は既に終わっており、次まで少し時間があるよう。入ってすぐ左にマーチャンダイズテーブルが置かれており、自分で着れるT-シャツを探した。「みんな大きいじゃんかーーー」ってことで唯一Mサイズのあったベースボールジャージ?ブルー($25)を1着とちぇり〜さん情報で知っていた写真($5)1枚を購入。CDは販売していませんでした。テーブルでは男性女性が1人ずつおり、男性に「ARE YOU MIKE?(ちょっと違うかなと思いつつ)」と聞いたら、やはり別人で彼は今表に行っているよとのことだったが、しばらくすると場内へ入って来て、カウンターの男性が私の事を話してくれたようで、すぐこちらに声をかけにきてくれました。(ちぇり〜の補足:Hiroさんに万が一にも困った事が起こった場合、助けてあげて下さるよう、事前にMikeにお願いしてありました。)

「OH〜,HIRO!!」握手と簡単な慣れない挨拶を済まして、ちぇり〜さんの事も少し話しました。(ほんのちょっとね。) 日本から持ち込んでおいた“ポッキー各種5箱”、“焼酎”、地元愛知の日本酒“鬼殺し”、大阪限定版特大サイズの“プリッツ”を入れた紙袋を見せ、「メンバーに直接渡したいんですけど。」と言ったら、「OK!」と気軽に返事してくれ、テーブルの下の白い布が掛かっている内側に置いておくといいよってKEEPしてくれました。んー、MIKEは本当に良い人でした。

人々は手前にあるカウンターにまばらにいるか、フロア周りの壁にもたれ、お酒を飲みながら仲間同士で談話しているようでした。「まだ少ないなー」とキョロキョロ会場内を見回していたらフイに視界に飛び込んできたのが、「ン?あれTEDじゃない?」、ほんとだ、会場内でフツーにお喋りしてるじゃんかぁと思いながら、流石にそういった雰囲気と日本人が自分達2人しかいないという緊張感からそのままソッと見守っている程度でした。とりあえず、掲示物等の物色をと思い、いったん入口に出てSHOW案内のハガキをGET。お店入口で記念撮影。MIKEがやってきて一緒に1枚。「ちぇり〜さんはチープ・トリック大好きなんだよな。」みたいな事を言ってました。

時刻は22時をまわっており、次のバンドのセッティングをしているようでしたが、それから自分には思いがけないことが起こり、時間の経過と平常心をしばらくの間喪失してしまい、気がついた頃には2番目のBAND・AMERICAN ANGELのステージが始まっていました。何が起こったか・・・ 会場に戻るとTEDはまだ誰か女性と話しており、他のメンバーは?などとウロウロしていたところへ、話に区切りをつけたTEDがいきなりこちらを直視して、ニコニコ微笑みながら声をかけてきてくれました。あれにはホント、ビックリしました。あまりの突然の事態にいったい何を話したか記憶が飛びっぱなしでしたが、よく来てくれたねってことと、こちらも握手をして、自分の名前と今話していることが夢みたいだって事。彼らのSHOWは初めて観るってことと、今日まで15年もかかったって事。そして、2月の東京3DAYSに自分も全参加ってことを話しました。隣にいた(おそらく)奥様(赤毛に染めていました)に自分の伝えた事を簡単に説明していたようです。それから記念に写真とすかさず1stジャケと購入した写真を出してサインを貰いました♪ 「SHOWを楽しんでいってね」、「ずっと日本へ行きたかったけど、やっと行けるんだ。」というような事、「東京ではいつもより沢山曲をPLAYするよ!」って言ってました。酔っていると不思議と回線が繋がるもんですね。何か自分も分からないなりに話をしていました。

A. ANGELのステージでは前方に人が5〜5人程度でしたが、ちぇり〜ーさんの助言通り、ステージ最前センターから右よりに陣取り日本人2人でノリながら楽しみました。なかなかストレートなハードロック調で結構気に入りました。彼らのグッズは無かったのですが、ステージから配られたA. ANGEL特製(?)のイベント記念ビール(ラベルを自分達仕様に張替えたもの)を貰っちゃいました。ここでもビックリなことが。アメリカのライブ会場で目にする日本人には見慣れない光景。観客のおねいちゃんが、大きなおっぱいをポロリ・・・。この後D2でも再度やってました♪ どういう関係だか分かりませんが、ちょっとお年な女性と若いおねいちゃんの2人組でした。ずっとセンターに陣取っているところを見ると常連客なのでしょうか。彼らのライブは1時間程続けられました。(後日談。ホテルでチェックアウト後、ソファに座っていたらカウボーイハットのイカシタおじさんが入ってきたと思ったら、なんとVo.の方で、前の晩にステージ最前でノッていた僕らを覚えていたみたいで「HAPPY NEW YEAR!」と声をかけてくれました。素に戻った翌朝は、どうも積極性に欠けてしまい、写真やコミニュケーションが取れませんでした。泣。)

さて、お楽しみD2のLIVEがいよいよ始まります。例のおねいちゃん2人組がフロアを行ったり来たりしている隙を狙って少しずつセンターよりに移動。(笑) D2タオルの準備とメモの用意。(ステージ下に空間があるので、そこに荷物が置けたので助かりました。) 徐々に人がステージ前に集まり始めましたが、31日当日の入りは案外少なかったように思います。フロアの半分も埋まっていたかどうかって感じで、目測で30人位がステージ前にいたように思います。カウンター周辺で飲んでいた人達を入れても50人いたのかなぁ?
 
23時30分頃からステージに人が上がり、セッティングが始まる。単独ライブでないので、特にステージの飾りとかは無い。会場内はたくさんの風船が宙に浮いており、それだけでもいつもと違う雰囲気なんだろうなぁと感じることができた。数人のスタッフらしき人々とMIKE、そして本人達がステージで動いており、STEVEも現れドラムはA. ANGELのセットをそのまま使うようでした。STEVEはD2の最新T-SHIRTを着てる!ヒゲ剃ってないぞ!23時45分過ぎにはスタンバイできてたと思う。50分頃にはステージ右上方に大きなスクリーンが用意され、TEDを中心に簡単な挨拶とカウントダウンの案内、「あと10分だ!」 2006年を迎えるとともに待ちに待ったDANGER DANGERのLIVEが始まるんだと思うと、10分などアッいう間に過ぎていった。その間、新年に向け、フロア内はCHAMPAGNE TOASTの準備が行われた。最前に陣取っていた僕らにもSUE ANNが声を掛けてくれグラスを手にした。スクリーンではTIMES SQUAREの中継が。「ン?マライアが映ってる?今年って彼女がゲストなんだぁ?去年はリンジー・ローハンだったよね・・・」などと話しながら、いよいよあと10秒というところで、皆でカウントダウン「10・9・・・5・4・3・2・1 HAPPY NEW YEAR〜!」 それぞれの楽器の伴奏も加わり、ジャジャーン〜〜〜ってな感じで、ステージではそれぞれメンバーも奥様方(?)とKISSで祝ってました。んーこんな時ドラムス(STEVE)は1人なんだよね〜。(笑) 何はともあれスクリーンに映る群衆の盛り上がりとは一味違い、アットホームな感じで◎でした。

ステージでは西洋のカウントダウンでは定番のホタルの光を演奏し始め、いよいよSHOWの始まり。D2 STAIONでセットリストの傾向を見ていたので、思ったとおりそのまま最初はCRAZY NITESから。最前だし、アルコールも入ってるし♪もう楽しむしかない!!自分でも信じられないくらいノッてました。(笑) ステージではMIKE達スタッフが見守る中、目前でTEDがBRUNOがSTEVEがPLAYし歌っている。ROBってカッコイイじゃんか!1曲目終わったところで、NEW YEAR'S EVE SHOWに相応しい特別な趣向を凝らし、今日は観客により曲順を決めるとの内容を説明してくれました。まずはTEDが手にしたバケツをステージ下に差し出しました。1人が中に入っている紙を1枚選ぶ。2曲目のUNDER THE GUNが始まった。個人的に1stの曲を特に聴きたかった事もあり、この瞬間、我を失っていました。(笑) とにかくステージに向かって拳を振り上げ、曲にあわせて口ずさんでました。TEDってニコニコ笑顔が似合いますね。ステージでも笑顔タップリに歌ってました。手を伸ばせばタッチ、握手してくれました。次にSLIPPED HER THE BIG ONEを。

そして4曲目は、THANKS BRUNO! 自分の位置(ROB側より)から反対のサイドへ「BRUNOぉぉ〜!」と叫んだ声はしっかり彼の耳に届いたみたい。こちらまでバケツを持ってきて差し出してくれました。自分はいったい何を引くんだろう?!興味津々な中、僕の引いたのは・・・「ン?」、なんか言ってると思ったら何だか知らないリズムが・・・自分もどんな展開になるか予測もしていなかったので相棒が「何かSAYって言ってるみたい。」 酔ってると勘が鈍るようでして(笑)、要はお客さんの希望を聞くよーってことでした。口々に皆思い思いの歌を言っているようでしたが、DON'T BLAME IT ON LOVEをPLAYしてくれました。自分も参加できた事に満足感を覚えながら、再び歌い!飲み!A. ANGELからいる横のおねいちゃんもノリノリだし、自分達の後方にいる人達も徐々にもノッてきていました。

5曲目はそれまでで一番観客から歓声があがった、DON'T WALK AWAYをPLAY。一番好きな曲なので、僕も大満足。一緒に歌いました♪「やってくれたよぉ〜」 セットリストによっては入っていない時もあったので、内心ホッとしました。ファンによってそれぞれにお気に入りや名曲と考えているものがあるのでしょうが、僕はコレがMY BEST。

次はBOYS WILL BE BOYS、そして7曲目の紙を見てTEDが「何だと思う?」というような感じで少しもったいぶってみせて「NAUGHTY NAUGHTY」のイントロを聴いて観客は熱狂しました。待ってましたとばかりに皆の反応がとても激しかったです。中盤にこの曲が出てしまったなぁって感じでしたが、逆に更に盛り上がって良かったと思いますよ。会場は大合唱(ステージ前のお客さんは30人位だったけれど・・・)。29日にNYCでGOV'T MULEというBANDのSHOWを観たのですが、観客の悪態(笑)というか、酔っ払い、アルコールの飛散、タバコやおそらくコカイン(?)臭とかとにかく日本ではありえない雰囲気だったので、ちょっとD2も気になっていたのですが、皆ノリ方も健康的で(?!)、マナーの悪い人はいなかったように思います。お隣のおっぱいポロリのおねいちゃんを除いては。(爆) D2でももちろんやってくれました!

一段と盛り上がったところで、ROBがSTEVEを紹介。そしてDRUM SOLOへ。「おぉ〜」と拍手が鳴ってSHOT 'O LOVE。ちぇり〜さんもコメントしてましたが、この曲って"Cockroach"の中ではホント一番TEDらしい1曲ですね。このアルバムで一番好きです。これは是非生で聴きたかった。このあたりで、背後から人に声を掛けられたり肩を叩かれたりしました。「NICE T-SHIRT!」「OH〜,THANKS!」なんてやり取りが続きました。

続いてROBがGUITER SOLOを披露。んー巧いじゃんか!初めて観るので、いつもと比べ長いのか短いのか・・・。でも彼のカッコ良さだけは明確だった。そしてそのままWHEN SHE'S GOOD SHE'S GOODへとメロディを刻んでゆく・・・
僕の記憶が正しければここで、TEDとBRUNOによるMCが。何点か話があったと思うけれど、ハッキリと覚えているのは、今日のSHOWには日本からお客さんが来てくれているって紹介(TOKIO〜って言ってましたが、僕らはNAGOYAなんだよなーって)と2月に東京公演をするって発表。BRUNOは日本では寿司や酒が好きなんだって話してたと思います。(いや、食べたいって言ってたのかも。) SUE ANNEが僕達のところへやってきて言う、「あなた達も行くの?私も行ってみたいわ。」 そしてBANG BANGが始まると、会場は興奮の渦に!!すかさず、用意しておいた例のブルーのD2タオルを相棒とステージに向け高々と掲げた。TEDが気づいて「OH〜!」ってアイコンタクトを!この時の為に13年もの時を経てコレを残しておいたんだよ♪会場が大合唱の中、演奏も終わりいったんメンバーが舞台よりハケていきました。

アンコール待ちの間、さっき声をかけてきた同世代位の男性が再度話しかけてきて「そのT-SHIRTはVERY NICEだ!」って。また「それ何処で買ったの?日本で?こっちで?」って質問してきました。「これは1992年にハリウッドで買ったんだ。」って伝えると、彼は「そーなのか。いいねぇ。」と答えた。「HAPPY NEW YEAR!」と握手して再び、自分の位置についた。「来て良かったね!」って相棒と興奮しながら周囲の人達に混じって日本人2人でその場を共有できているって実感がとても嬉しく、メンバーの再登場を待った。

さて、彼らの再登場は間も無くだった。(記憶が曖昧で恐縮ですが・・・) ここで、スタッフ(MIKEもいました)もステージ上に上がり、お年玉?とも言えますが、『WDHA 105.5 JERSEYユS ROCK RADIO』のT-SHIRTとHM/HRのCDを10枚位かな、フロアの客席に向け、手渡していきました。僕はWDHAのT-SHIRTを、相棒は『Rhapsody/Symphony Of Enchanted Lands U』CDをゲット。

アンコール。まずROBのGUITER SOLOから始まる。「ん?」どっかで聴いたイントロだけれど、これってD2の曲だっけ?「いやいやL.A.GUNSのLIP AND TEARじゃんか!」「おぉ〜!!」つづいて2曲他バンドのイントロを弾き、I STILL THINK ABOUT YOUへ。TEDが「あと1曲、いや2曲やろうかな。」って言い、歓声が上がったところでGOOD TIME。会場内も最高潮でした。そしてラスト1曲・・・ しばらく間をおいて、観客から個々にPLAYして欲しい曲を叫んでました。ROCKAMERICAの名を叫ぶ人が結構いましたが、ラストはやっぱり?MONKEY BUSINESSです。大盛況に終わった後はお決まりのパーティタイム。ショウは25時40分頃終了し、それから30分位会場で。MIKEがメンバーに声をかけてくれたりして、まずはBRUNOと記念撮影&サイン。彼って明るい性格ですね。写真もおどけてます。その後はROB。彼にはお土産を!「焼酎と地元の酒とポッキースティック持ってきたよ。」と伝え、バッグを渡したら「YEAH〜〜〜〜〜ッ!!」って絶叫してました。(笑) それから「君たちはSHOWをすごく楽しんでくれてたね。ありがとう。」というような事を言われたかな。いえいえ、あなたの素晴らしいGUITERのお陰です。なんだか見てて一番忙しそうに動き回っていたのがROBでした。お陰で写真撮るの忘れちゃったよ(泣)。でもサインはジャケと写真にそれぞれ貰いました。最後にSTEVE。僕の顔を見るなり「OH〜,HIRO!」って声を掛けてくれました。(ちぇり〜の補足:Europe Tour中に、NYE Showを日本から見にいく人がいるという話をした所、名前を教えてと言われたので、後日お知らせしておきました。) ちぇり〜さんの事を話題にしながら、こちらも東京公演に行く事を話ました。ホント、この時間は日本のライブしか経験していない自分にとってはホント信じられないひとときでした。夢のようです。
また、会場内がメンバー、スタッフ、他バンド、関係者、観客入り乱れる仲、沢山の人達に声を掛けて頂けました。皆さん、気さくな方達ばかりで、ホント現地の人に混じって年越しライブ&パーティの盛り上がりを共有できたことはとてもイイ思い出となりました。特に最後まで語りあったのがライブ中から声を掛けてきた僕と同い年のBRANT君。(ちぇり〜の補足:下の右から2番目の写真の方。) 奥さんと一緒に会場に来てて、日本の事すごく興味持ってました。アメリカにおいてのHM/HRシーンは日本のそれよりも更に市場がなく、周りに話せる仲間がいないみたいでした。しきりに「日本はいいな。日本はいいな。」って話してました。彼らと話しているうちに、店から追い出されてしまい(笑)、最後のリムジンでご一緒しました。彼はINGWIEとDOKKENが大好きで、僕がTNT好きだよって言うと「Oh! TONY HARNELL! 今車でSTARBREAKERを常時流しているんだ。」って。その線で、「WEST WORLDは?BRUNOもメンバーだよね?」って言ったら、「あーっ、そーだった。すっかり忘れてた。」だって。(笑) 奥様はTRANS-SIBERIAN ORCHESTRAをこよなく愛しているとのこと。また、4歳の娘さんはBANG  BANGのPVを観るのが大好きなんだって語ってました。いつもおねだりするそうです。またどこかで会えることを祈りつつ、そしてD2ライブを本国でいつか再び観ようと思った瞬間でした。新年早々の素敵な出会いでした。

ホテルに戻り、しばらくすると廊下がザワザワするので、なんとなく廊下を覗いてみてビックリ!なんと「BRUNO〜?!」 奥様とこっちへ歩いてくるじゃありませんか。同じホテルなんだぁ〜と感激。「明日の朝は10時に一緒に朝食をたべないか?10時だよ!」って言うもんだから、「ぉ、ぉ、OH〜,YEAH!」思わず答えちゃった。そのやりとりを聞いていた相棒から「あのーーー明日の予定はどうなるんですか?!」。「あ、はいすみません・・・」 「ホントに来るのかな〜?」 そんな事を思いながら28時就寝。

翌朝9時起床。本来ならば既にNYへ戻ってハーレムのミサにいるのであるが、昨晩のBRUNOの言葉を信じ(笑)、10時チェックアウト。ロビーのソファで待つ事にした。時間は10分過ぎ、20分過ぎ・・・ その間、A. ANGELの連中もチェックアウトしており、他のD2のメンバーはどうしたんだろう?などと思いながら、相棒から白い目を向けられながら、「あとちょっと待ってみよう。きっとまだ寝てるよ。」ってことで午後からはNYでの予定を実行する為、11時半になったらMORRSTOWN駅へ行こうということにした。半ばあきらめかけていた11時15分。「あ、BRUNO!来てくれたよ〜。」 時間帯からして朝食出来るはずも無いことは容易に理解していたが、わざわざ僕らに会いに来てくれただけでも感激。とりあえず「朝食の時間なくなってしまった。ごめんよ。」みたいな事は言ってたかな。「でもまた東京ですぐ会えるからね。」とも。2〜3分話して「ライブのアフターだ。」ってことで一緒に写真を1枚。彼らはワシントンブリッジって橋を渡りNY州の自宅(?)へ帰るって話していました。最後まで気にしていてくれたBRUNOには感謝です。帰りの電車では相棒に嫌味を言われながらも、「でもまあ、ちゃんと来てくれたから良かったじゃん。」とも。MORRSTOWNでの夢の様な1泊の滞在を思い出しながら、街を後にしました。

Mike & Hiro Bruno & Hiro's Friend Ted & Hiro Brant & Hiro Bruno & Hiro

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