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All Rob in Japan 2008 Photos (C) Cherry East, All Rights Reserved


Sound Spark Osaka Pic #1 Roland Sound Spark Osaka Sound Spark Osaka Pic #2

今回Robが登場してくれることとなったのは、「Roland Sound Spark 2008」。「Sound Spark」は、その年の1月のNamm Showで発表されたばかりの新製品を、見て、聴いて、弾いてみることができ、 更に国内外のトップ・ミュージシャンの白熱のLiveも楽しめるというRolandの冬の恒例イベントだ。(入場無料) 私自身は今回が初参加。実際どんなものなのかとRolandのSiteにある過去のイベントレポートを見た所、「楽器フェア」や「楽器フェスティバル」よりもっとずっとコンサート色の強いもののように感じられた。
毎年大阪と東京で各1回ずつ行われているこのイベント、今年も同様で、初日は2月6日(水)に大阪で開催された。 会場のなんばHatchには行ったことがなかったが、コンサート会場としてはよく名前を見かけているので、その規模はだいたい想像がついた。Robはいつものデモ演奏のスタイルなのだろうが、イベント会場の特設ステージではなく、ちゃんとしたコンサート会場の、しかも大きいステージでPlayするので、今までとはちょっと違う何かに期待したい!と思ったが、Robの出番が16時30分で次の出演者が17時からってことは、実質20分くらいしかやらないってこと? そりゃ、短すぎでしょ・・・(ToT)
地図を片手になんばの地下街を歩いていくと、湊町リバ〜プレイスに入る手前に"Roland Sound Soark 2008"の電光案内掲示が!(下の左端の写真と同様もの) これを見て、たどり着いた!という実感が〜 (^o^;) なんばHatchに向かうエレベーターの右側にはポスターが吊るしてあった。(上の右の写真) これって、Young Guitar 2月号に載ってた広告と同じデザインだな。(ポスターはこの時初めて見た。) ここに書いてあるように、Robの演目名は「ハイパー・ギター・パフォーマンス」で大阪・東京でも実際そのように紹介されていた。
3階まで上がると、なんばHatchの入口が。(下の左から2番目の写真) 赤い縁のある扉が入場口で、中に入った所はホールロビー。また、このフロアにはビルの外から入れる大きなガラスドアがあり、入った所の両側に電光案内掲示があった。(下の左端の写真)
平日の16時開場って人がどれくらい来るのか、Robの登場は一番最初だし、入ってなかったらどうしよう〜 なんて例によって心配したが、開場前にかなりの人が並んでいた。平日の夕方でも来る人はやっぱり来るのね。
入口を入った所でおみやげの黒いRolandTシャツ等をもらい、ポスター・広告と同じデザインのカラーA4チラシ(裏はモノクロで出演者の紹介が書かれている。)もGet。更にエレベーターで5階のホールまで上がった。
ホールの入口を入った所から2階席の下になる位置の所に試奏用の楽器があり(下の右から2番目の写真)、フロアにはイスが並べられていた。120〜130席ぐらいかな? ステージにはすでに多くの楽器がセッティングされていて、スクリーンには最初の出演者(Rob!)と2番目の出演者の紹介が。(下の中央の写真) 16時30分の開演の前には席はいっぱいになり、立見も出ていた。(下の右端の写真)

Sound Spark Osaka Pic #3 Sound Spark Osaka Pic #4 Sound Spark Osaka Pic #5 Sound Spark Osaka Pic #6 Sound Spark Osaka Pic #7

4時30分の1分半くらい前から、スクリーンがカウントダウンから始まるRoland製品のラインラップを紹介する約2分のVideoに変わり、終了後と共に司会者(「電子打楽器奏者」MASAking)の挨拶とちょっとした電子打楽器演奏。最初の出演者としてRobが「アメリカンハードロックバンドDanger Dangerの超絶テクニックのギタリスト」として紹介されると大拍手〜!\(=^o^=)/
4時32分30秒頃「コンニチワ〜!」とRob登場!!! 上の中央の写真で手前左右にある光っているものが、開演直前に中央に寄せられていて、それが左右に再び開きRobはそこからステージ中央に登場した。ぎゃ〜、やっぱりあの水玉シャツを着てる〜(ToT) 予想はしてたが・・・(ToT) でも、べストが無地の黒なだけ、UFOR3の時よりいいかも・・・ そして、Guitarは初めて見るものだった。(これはCaparisonのGuitarで、現在同GuitarのOfficial SiteにはRobの紹介ページ<日本語英語>もある。)
まず簡単に御挨拶!"Japan is Ichiban! And Osaka People Very Iketeru!"と笑いを取って(^o^)、拍手ももらって、「今日はBrand New Boss GT-10を紹介するよ。」と。で、まずはMusicから言うとけっこうな拍手はあれど、今回もまたお客さんは皆、Robの喋りを静かに聞いているという感じ。そこで自ら"OASAKAAAA!!! ARE YOU READY TO ROOOOCK?"と叫ぶと"Yeah!!!!!"という反応も一段と大きく返ってきて、"COOL!!! OK, Let's Go!!!"と1曲目が始まった。
これが、初めて聞く曲だった!!! 新たな曲をやるとは思っていなかったので驚いたが、それ以上にものすご〜く新鮮だった!バリバリのHard Rock調ではないがテクニック等イロイロ満載なこの曲は5分以上あった。拍手大喝采〜!
「暑い!」と言って水を飲んでから、"OK, that was the song called... My new rock song." そして次の曲は「かつてLiveで弾いた事がない曲」だって。Wow、そりゃ〜楽しみ!!!「これは、GT-10のいろいろなパッチを使っていて、例えば、Country調やBlues調等。詳しい説明は後でするから、まず曲をいってみよう!」と。で、"This Song is called Let's Ride And Let's Play!!!"。
確かに最初の曲よりはHard Rockっぽくなかったけど、とにかく新しいものは耳に新鮮〜!(^o^) 最初に言ったように、Blues調有り、Country調有り、その他モロモロで約5分。再び大拍手〜!この後はループ等GT-10の機能紹介。サンプルの曲調やPlayもいい感じだし、しゃべりもスムーズになったなぁと改めて思った。
更にちょっと違う事をと、"Do you guys like Blues?" あまり反応ないし〜(ToT) "OSAKA!!! Do you like Blues Music?" やっとけっこう反応があって、ではBluesをってことになったが、とにかくお客さんが静か。日本のコレにはRobも慣れただろうが、あまりにも静かなんで自分で笑っちゃったりして・・・(ToT)
Blues用にGuitarをチェンジ。これもCaparisonのGuitar。このBluesコーナーは2分くらいで、何度か聞いた事があるPlayだった。大拍手〜!
Guitarを戻して、更にはハーモナイザー等の説明をやって、One More Song!!! 「何が聞きたい?」だけじゃなく、"Heavy Metal?"とまで言ってるのだから、ここはもっと多いに声をあげて反応してあげようよぉ〜(ToT) 始める前の準備の一瞬なんてものすごく静かになっちゃって、Robは口笛なんて吹いちゃうし・・・
ということで、最後は"Oldschool"!これが一番の定番だけど、やっぱりRobらしい!やってくれてよかった。こういう曲でのRobの本領発揮Playが、お客さんにとっても一番見たいものなんじゃないのかなと思う。私はこの曲を何回も見て、聞いてるわけだが、自分でも笑っちゃったけど今回はカメラを構えてる時に、「次、このポーズくるぞ!」っていうのが先に浮かんできちゃった。目に焼きついてるってか?(^o^;)
この曲が約5分。終わると「アリガト〜!」と叫んですばやく退場してしまった。時計見ると、16時58分30秒を過ぎてる。実質26分? 予想より長かったとは言え、 短かった〜!
Robが去ると、司会者がほとんど間をあけずに次の出演者を紹介して、Liveが継続された。会場内の様子から、楽器フェアや楽器フェスティバルの時とは違い一度取った席はずっとKeepできるんだなとは思ったけど、1つのプログラムが終わったら間髪いれずに次が始まってしまうとは思わなかった。 大阪ではRobだけしか見ないつもりだったので、私はここで退場した。
このイベントでも写真撮影は禁止だったのだが、Rolandの方に許可を頂いて撮ることができた。(いつもありがとうございます!) 「ただしステージ前で撮るのはダメ」と言われていたことと、Lightingが本格的で非常に美しく、光の強さもあったことから、これはアップよりもLightingが効果的に写るような引きぎみの写真やステージ全景を撮った方がいいのでは?と途中から思い、そんな写真を意識的に撮ってみた。
Liveの写真を上記のような主旨で撮った事をRobに伝えた所、「すぐ送って!」とのことだったので、即!10数枚を送ったら、数日後にRobのMySpaceの"Pics"に8枚も載せてくれた!\(=^o^=)/ (その8枚は、"Feb. 6 Pics"のNo. 6・10・21・24と下の写真の左から2番目以外の4枚で、No. 21は一時Profile写真にまで使ってくれていた♪) 気に入ってくれたようで、とっても嬉しかった!(^o^)v

Sound Spark Osaka Pic #8 Sound Spark Osaka Pic #9 Sound Spark Osaka Pic #10 Sound Spark Osaka Pic #11 Sound Spark Osaka Pic #12

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Sound Spark Tokyo Pic #1 Roland Sound Spark Tokyo Sound Spark Tokyo Pic #2

続いての2日目は、2月9日(土)に東京で開催された。会場は、コンサート会場としておなじみのShibuya O-EAST。(上の左の写真) Rob、帰ってきました、渋谷に!(^o^)
「Danger Dangerが今度日本でやる時は、1回のShowでいいからここを満員にしてやって欲しい!」と、私が常々思っていた会場が実はこのO-EASTだった。今のDanger DangerではO-EASTがいっぱいにならないことはよ〜くわかっているし、実際2006年の来日時には叶わぬ夢で終わってしまったわけだが、その会場でコンサートではないにしろ、Robが先に1人で演ることになるとはね・・・ ちなみに向かいのO-WESTは、2000年12月4日にBrunoがWestWorldのBassistとしてPlayした所だ。(当時の名前は"ON AIR WEST")
当日は天気予報が雪なんですけど〜という極寒・・・(ToT) 席取りをする気はなかったので、13時の開場直後に会場に到着。建物に入る所に案内板があり(上の右の写真)、2階にある入口に上がる階段の横にはステージ上のスクリーンの映像が見られるモニターが設置してあった。(下の左端の写真)
会場内は、ステージ前のフロアにイスが並べてあり(150席くらい?)、その後方(2階の真下になる部分)に試奏用の楽器等が設置されていた。席はその時点でほぼ埋まっていたと思う。たぶん中がこうなっている事を知っていて、良い席を取る為に早く来た人もいたのだろう。そんな感じがした。
この日もトップバッターはRobで開始時間は13時30分。26分過ぎには場内が暗くなり、大阪と同じようにRolandの製品のラインラップを紹介するVideoが流れ、それが終わると司会者のMASAkingが登場、挨拶・注意事項・ちょっとした演奏等の後、30分を少しまわった頃、「アメリカンハードロックバンドDanger Dangerの超絶テクニックのギタリスト」Robの登場となった。今日は「ミスター・ロバート・マルセロ、ハイパー・ギター・パフォーマ〜ンス!」という司会者にGuitarを弾きながら登場、そのまま1曲目(大阪の1曲目と同じ曲)へと突入、その冒頭で「コンニチワ〜!」と叫んだのだった。わわっ、今日は水玉ブラウスじゃないのね〜 よかった〜(^o^)
今日もキラキラLightingを含んだステージセッテイングは美しく、Robは左右によく動いていた。そのRobを、ステージ上のスクリーン用映像を取るためのビデオカメラマンが至近距離でぴったりマーク。大阪に続き、写真を撮らせていただいていた私のカメラにはそのビデオカメラマンが始終入ってしまい、何とか写らないようにと、必死でアングルを考えたのだった。
曲の後の大喝采の後は、お客さんとのちょっとしたやり取りも含めたおしゃべりがあり、"Japan is Ichiban!!!"と。(^o^) その後の自分はGTシリーズの愛用者であるという話の所では、最新Album("Marcello-Vestry"ね!)では実際すべてでGT-Proを使用したと言っていた。もう大きなアンプはなしのGTだけで好きなSoundを得られるとも。
次の曲は、サンプルに例えばクランチとかカントリー調とかハーモナイズとかが入った曲という事で、大阪の2曲目と同じ曲がPlayされた。途中で以前披露されていた「歯で弾くPlay」みたいなポーズもやってたな。
終わった後に「コンニチワ〜!」と言ったので、わっ間違えた!とドッキリしたが、続けて「アリガト〜!」と言ったので、間違えた事を瞬時に本人もわかったのかなぁ〜(^o^;)
次はループ機能の紹介と実演。ここにはけっこう時間を取っていて、充分な説明がなされていた。また、Another Great FeatureとしてUSBコネクターがありる事等説明した後で、時間がないから急がなくっちゃと。(^o^;) 笑い声があがった所で、私も時計を見ると46分過ぎくらいだった。
次はBluesだな・・・ 「Bluesは好きかい?」と言っても無反応。(ToT) 英語が通じなかったと思ったのか、もう一度問いかけ、やっと"Yeah!!!"という声を拍手が・・・(ToT) みんな決してBluesが聞きたくないと思ってるわけじゃないと思うので、元気よく答えてくれたらもっと盛り上がるのに・・・(ToT) 更に"Tokyooooooo!!!!! Do you like Blues?"と叫ぶRob。"Yeah!!!!!"という声が返り、"All right, Cool!"と続けた所に"HARD ROCK!!!"という声がかかった。"What's That?" "HARD ROCK!!!" "Oh, it's coming!!!" 思わず笑い声がわき、Rob自身も嬉しそうに笑ってた。この時、叫んだ方の気持ち、よくわかる。Robにやって欲しいのは、やっぱりHard Rockだ。Robだって、本当はそれがやりたいに決まってる!(と私は信じて疑っていない!)
ここでGuitarをチェンジするのだが、その間の静かなことったら・・・ あまりの静けさに口笛を吹いちゃうRobであった。(^o^;) ここではGT-10のどんな機能を使うか、さらっと言って曲がスタート。終わった後には歓声も上がっていた。
そして、"One More Song?" 大拍手〜! 先程"HARD ROCK!!!"と声をかけた人の方に向かってか、"Do you wanna get HARD ROCK?" "Yeah!!!" "Tokyoooooo!!!!! You like HARD ROCK?" "YEAHHH!!!!!!!!!" "Me, too!!! It's My hair!!!"と毛先を持ち上げてみた。(^o^) 笑い声の中、Robも笑って最初のGuitarに再びチェンジ。
最後の曲は、"Oldschool"。やっぱり聞きたい見たいのはこういう曲だ。こういう曲をやってこそ、超絶テクニックが際立つってもんでしょ。Robだって一番生き生き弾いてると思うしね。
弾き終わると、今日一番の歓声と大拍手の中、Guitarを掲げて「アリガト〜!」プラス投げキッス(^o^)で、即去っていった。13時55分ちょっと過ぎ。途中で時計を見たりしてたし、持ち時間は25分なのかなとか思ったりして・・・(^o^)


Sound Spark Tokyo Pic #3 Sound Spark Tokyo Pic #4 Sound Spark Tokyo Pic #5 Sound Spark Tokyo Pic #6 Sound Spark Tokyo Pic #7

Robが終わるとすぐに次の出演者の紹介があり、デモ演奏が始まった。Liveを見る人が開演時に比べてすごく増えていて、このまま夕方に向かって増え続けていくのかと思いきや、実はこのRobの次の方達が非常に人気があり、この人達のLive目当てだけで着ていたいた人がとても多かったという事が終わった後にわかった。なぜかと言えば、たくさんの人が帰っちゃったんだもん。(^o^;)
大阪ではRobだけしか見なかったが、この日はRobの2回目があることもあって、そのまま次の方達のステージも見た。思えば、Rob以外でちゃんと見た事があるのは昨年の楽器フェアでのV-Topiaだけで、V-Topiaもしゃべりはすべて英語だった。なので、日本語でやるのを初めて見たことになる。何てよくわかるんだ!製品の機能説明だけでなく、2人のやりとりのニュアンスや笑いのツボまでバッチリわかった。当たり前だ、日本語なんだから。GT-10の紹介だって日本語で聞けば、もっともっと深く理解できるだろうに・・・
2番目の方達が終わった後、場内見学と場内撮影の旅に出た。ステージ向かって左側の(司会者が立つ側)ステージ下にTIME TABLEがあったのね。(上の左から2番目の写真。これは大阪では、会場の入口の前に置いてあった。) 2階に上がる階段から撮った写真が上の中央の写真だが、楽器を試奏するのもLiveを見るのもかなり混み合っていうのがわかると思う。
2階は、客席に向かうまでの通路のような所にはV-Drumsがたくさん並んでいて、ここでは一心不乱に(と私には見えた)ドラムを叩く人で埋まっていた。
2階席から見るステージの全景が上の右から2番目の写真。デモ演奏をしているのは、"2008 New Products Special Performance"。Keyboardの西脇辰弥さんは、かつてRobとアジアでRolandの旅をした事があり、Mini Mini Newsでその事を紹介していたので(2006年7月13日)、邦楽と日本人ミュージシャンに超疎い私でも名前は覚えていた!
ここでもGT-10は紹介されていた。日本人による日本語での説明の方がはるかにわかりやすい。他にもGT-10の紹介をやる人がいて、しかもそれが日本語なら、機能説明的な事はそちらに任せて、RobにはもっともっとPerformance中心の,、そしてHard Rock中心のステージをやってもらえばいいのに!!!と思わずにはいられなかったね。
1階に戻ってきて、階段の近くにあったBossの製品の後ろに掲げてあるYngwie Malmsteenの顔写真入り宣伝物の写真を撮った。同じ物でMarty Friedmanのもあり(上の中央の写真に写ってる!)、日本でBoss製品のデモンストレーションをRobにやらせるなら、Robでもこういうのを作ってくれてもいいのになんて思いながらファンダーを覗いていると、後ろから誰かに声をかけられた。えっ?っと思って振り向くとなんとRobだった!!!\(=^o^=)/
楽器フェアや楽器フェスティバルと違い、空いてる時間に会場内で見かける事なんてないのかと思っていたら、どうやらそうでもなかったらしい。その時は"I'll be Back!"と言ってすぐにBackstageへの出入口がある方向へ去って行ってしまったのだが。
そんなこんなで戻ってLiveを見るのに確保してあった場所に戻ってくると、まもなくRobの2回目が始まる時間だった。ステージ上にスリーンも、Robとその次の"2008 New Products Special Performance"の紹介になっていた。(下の左の写真) Liveを見る人の数はやはり2番目の方達の所がピークで、Robに関して言うならば、むしろ2回目より1回目の方が見ていた人が多かったかもしれない。
開始時間4時30分の3分程前にRoland製品のラインラップ紹介Videoが始まり、司会者がしゃべり初めた頃、Robがステージに登場してスタンバイ・・・
2つ上の大阪のステージ遠景写真を見ていただくとわかり易いのだが、ステージの両脇にはいろいろな模様やPlayerの名前等が電光表示される物が立っている。大阪編でもちょっと触れたように、これはRobが始まる前は中央に2つ並んでいて、ステージ中央を隠すような感じになっている。Robが紹介されると人がこれらを左右に引っ張っり移動させ、その間からRobは登場するのだ。なので、Robは紹介される前にすでにステージ中央近くでスタンバイしているのだが、これは正面からだと見えない。が、私はかなり端の前の方にいたので、見えてしまった。(下の左から2番目の写真) 暗いかも思いつつ写真を撮ったら、カメラ目線のRobであった!(^o^;)
Robが紹介され、Guitarを弾きながら登場したのが、16時32分頃だった。第2回目全貌は、結果から言うと、大まかには1回目と同じだった。曲も曲数も曲順も同じ。機能説明の所では、細かい説明やPlayに少し違いはあったものの他はほぼ同じ。機能説明後、時計を見て、「時間がないから急がなくっちゃ!」と笑いを取ったあと、次のPartに入っていくあたりも、そのPartの前にGuitarチェンジをする時にすごく静かになっちゃって、思わず口笛を吹いちゃう所までも同じだった。
Guitarチェンジ後、マイクの前で"Can everybody see my shoes on screen?"(下の中央の写真) 「これ、2日前に渋谷で買ったんだ!いつもこういう靴を見つけたかった。で、ついに見つけた!だからとってもHappyなんだ! これは僕のTokyo Rock 'N Roll Shoesだ! Yeahhhh!!!!!」 何とも嬉しそうなRobに大拍手〜!!!(^o^)
そしてGT-10の説明をちょっといれて"You like Blues?" Yesの反応がややあると、"All Right!"と言ってすぐに弾き出した。終わった所でまたも「コンニチワ〜!」と言ったので、きゃ〜それは違う!と・・・ しかも今度は言い直しもぜず、時計を指差しながら"One More Song?" "Yeah..." "Yeah????" "Yeahhhhhh!!!" 反応が大きくなった所で、"OK, what kind of music do you guys like?" ここで"Danger Danger!!!"と声を上げた人がいたのに、次にRobが言った"Would you like to hear?"と重なってしまい、Robはわからなかったみたい。それがあったせいか、その後の観客からの声が続かなく、"Nothing?"と言ったら皆笑って、Robもいっしょになってちょっと情けなく笑って、笑いながら"OK!"と言って再度Guitarをチェンジした。 あ〜ん、うまく声が届いてたら、ここでちょっとDanger Dangerの曲をやってくれてたかもしれなかったのに・・・ 残念!
マイクの前に戻ってきて、"OK, you guys like Rock N' Roll?" "Yeah..." "You like Heavy Metal?" "YEAHHH!!!" "I think so, mee, too!!! See my hair!!!" ここでは笑い声!HR/HMなGuitarのフレーズを2つ程弾いから最後の"Oldschool"へ。
この曲では何かちょっとミスがいくつかあった気がしたんですが!? 難しい事はわからないが、聞きなれてるから、何か違うとアレ?っと思ったりするわけで。(^o^;) おまけに、終わった後に「コンニチワ〜!」と言ったので失笑も聞かれたが(ToT)、さすがにここでは即「アリガト〜!」と言い直した。16時58分を廻った所でRob去り、約26分の2回目ステージは終了した。
ところで、この日は2007年のNamm ShowでのRobのレポートと写真を送って下さったShoheiさん(当時LA在住、現在は日本在住)と、会場で初対面した。この日のRobのPlayについて、GuitaristであるShoheiさんがどのように思われたのかは気になる所だったので、簡単なReviewを書いていただきました。

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Mini Review By Shohei

ロブのデモ演奏は、アンプを通さないでやってたんですね。普通だとギターはアンプを使って音を大きくするわけで、ライブやこういった会場で演奏する場合、アンプはギターの次ぐらいに重要な機材なのです。それなのに、アンプを通さないで、今回ローランドの出したマルチエフェクターから直接PAにつないで演奏していました。アンプはギタリストにとって自分の音を左右するものだったり、かなり重要なものなのですが、そのアンプ無しで、しかもメーカーが用意した物だけであそこまで演奏できるってすごいですよ。自分の好みに設定は少し変えてるとは思いますが。ようするに、こだわりの自分の機材ではなく、市販のどこでも、誰にでも買えるものでプレイしてたという所がすごい点です。まぁBossの機材も進歩していますが・・・ わたしは1回目の演奏のほうが良かったです。

おそらくプローモーション用にここのセクションではこの音色を使って・・・とか計算してやってると思いますが、それを感じさせない、というか、ごくナチュラルに機材を紹介しつつデモ演奏していたと思います。
デモンストレーターとして、大分こなれてきてますね。ループの説明の時も上手く組み立ててやってましたし。(簡単にきれいな音を重ねて、あっという間にギターだけで曲を作ってしまった点。) 上手く宣伝していて、これは欲しいな!と思わせてしまうような、そんなデモでした。何人かは実際に欲しいと思ったと思いますよ。

プレイに関しても、今の若手の中ではかなり安定した技術を持っていますし、偏らない(例えばインギーっぽいだけのギタリストとかでは無く)スタイルですし。
とにかく安定してますね。ミスもミスと思わせないフォローの仕方してたり。ミスというか、最初からそこら辺は組み立てていなかったのか本人に聞かないと分からないことなのですが、途中、ペダルを踏むタイミングがぴったりではないような箇所とか、あわてて踏みかえるしぐさが見えたりした部分があったなと。これが、ミスかどうかは定かでは無いんですけどね^^; これは本人のタイミングかもしれませんし。あくまでも、ここで切り替わるんだな、と思っていた部分から少しずれてたように個人的には感じられた所もあったという事で、ミスというレベルのものではないかもしれません。それと1回目と2回目で少し弾いてる内容が違ったのでそういう印象を受けたのかもしれません。

という感じで私は見ていました。サウンドも良かったです。新しいギターにもすぐ慣れてたみたいですし、ロブ自身がどこのギターが一番いいと思っているかは聞けませんでしたが、上手いので、どこのギターを持たせてもちゃんと演奏しますよ!


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さて、2回目が終わった後で、Tedと"Sonic"のCD("Check This Album!!"参照)等で繋がりがある、Guitaristの瀬上純さんが、Robと初対面する事になっていた。この御対面自体のアレンジはRolandの方にお願いしたのだが、そこに到るまでの成り行き上、私も御対面の場を見届けられる事になった。
2階に上がる階段の近くにBarの入口があり、後からわかったのだが、Robは出番でない時はこのBarで人と会ってビジネスの話をしたりしていたらしい。そのBarが御対面の場として設定された。
御対面の前に、Robに「1回目と2回目とどっちが良かった?」と聞かれたので、「1回目!」と答えたら、「そうだろ?1回目の方がよかった!」と言っていた。2回やると、1回目のテンションの高さや緊張感を2回目まで継続させるのは、とてもたいへんなことなんだそうだ。そうか、そういう事もあるのか・・・
瀬上さんを紹介する前に、Robがその時話し込んでいた方を紹介してくれた。な、なんとRoland/Bossの新しい(初来日の時に紹介してくれた方がいたので。)社長様だった!その社長様に、「Danger DangerのFan Siteをやっています。」と自己紹介したら、「"Robert Marcello"で検索したら出ますか?」と聞かれた。はて? 「Danger Dangerだったら出ますが、Robの名前ではやったことがないのでどうでしょうか・・・」と答えたが、果たしてRobの名前で検索するとこのSiteは出てくるのかたいへん気になって、その晩、試してみた。ぜ〜んぜん引っかからなかった・・・(ToT) 引っかかる為のキーワードにメンバーの名前は全員入れてあるんだけどな・・・
Robと瀬上さん、御対面〜!しばし、歓談した2人だった。せっかくなので記念写真を撮らせてもらった!(下の右側2枚の写真)
その後、私と友達とShoheiさんがLiveを見る場所にいっしょにいた時、Robが挨拶に来てくれて、「後で皆でコーヒーでも。」なんて言ってくれた。RobとShoheiさんが会うのはNamm show以来だそうで、Robは再会をとても喜んでいた。(^o^)
Liveがすべて終わり、会場内の片付けが始まっても、Robは仕事関係で話込んだり、ファンにサインをしたりしていた。結局コーヒーはもちろんの事、ゆっくり話す事もできないまま、清掃の為出ていかなくてはならなくなり、Business Dinnerが待つRobにバイバイしたのだった。
翌日、翌々日は、"Young Guitar"のDVDのシューティングやその関連にスケジュールが当てられているようだったので、たぶん"Marcello-Vestry"のReleaseに合わせた発売の号で、それを見る事ができるでしょう。楽しみ〜♪
今回のステージでは、結局、Danger Danger色は無しだったし、"Marcello-Vestry"の話も全く出なかった。少なくとも、"Marcello-Vestry"の話題を出して、その触りだけでも聞かせてくれるとかがあってもよかったのにな〜 あのAlbumをGT-Proで作ったって語ってたんだしね。それとも、自分のAlbumの宣伝はしちゃ行けない事になってるのかな?と思っていたら、Roland Siteの"Roland Monthly Pickup #6"の『「Roland SOUND SPARK 2008」総力レポート(後編)』に、Robのこの日のLiveやInterview入り映像があった。何だ、ここではバッチリ言ってるじゃない!でも、Musicsian/Guitaristとして自分のSolo Albumを紹介しているのではなく、製品の機能PRの一環として自分の最新Albumを聞いてね!と言ってる感じがするので、ワタシ的にはこれはちょっとムムム・・・と思ったのも事実だ。
また、楽器の使いこなし情報満載のWEBマガジン"Roland Music Navi"のVol.10(2008年3月25日発行)にも、来日時のRobのInterviewが載っています。(こちら
この来日を通して新たにRobを知った人も多くいただろうし、その超絶さに更にホレた人もきっといただろう。そして、GT-10を買いたくなった人も買っちゃった人も。次に日本でRobのGuitarが聞けるのは、どんな機会になるかわからないけど、もしそれがRoland関係だとしたら、もう少し違う形−例えばBandセッションとか、だったらいいなぁと思う。今のスタイルでもう3回も来日したんだからそろそろ変化があってもいい頃なのでは?それによって、今以上のセンスとテクニックが引き出され、もっと魅力的なRobが見られるのではないかと思う。私はそれが見たいです!期待してます!(^o^)

Sound Spark Tokyo Pic #8 Sound Spark Tokyo Pic #9 Sound Spark Tokyo Pic #10 Sound Spark Tokyo Pic #11 Sound Spark Tokyo Pic #12

Happy Early St. Valentine's Day!!!
Dear Rob
Thank You Very Much For Your GREAT Performance again in Japan!!!


Special Thanks!!!
to Mr. Hatta & Mr. Ohno (Roland/Boss)

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