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CHERRY'S VOICE
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"Tour Specail"からの続きです。(予定外に長くなってしまった為・・・)
All Paul/Shugaazer at The Queen's Hotel 2004 Photos (C) Cherry East, All Rights Reserved

                    

予想外にVancouverは全然寒くなかったが、天気は今いち。Horseshoe BayのFerry Portで出港を待つ頃から天気がいっそう悪くなり、雨も降りだした。その後も降ったりやんだり。Clubに行ったのは21時45分頃。「会場」というよりは「店」という感じ。入口でC$15.00を払った時に「Shugaazerを見にきたの? 10時30分からだよ。」と言われた。店内はすごく広いというわけではなく、ステージ(高さ60〜70cm)の前に踊る為のフロアが2mくらい残してある以外は、テーブルを囲んでイス席というセッティング。飲みながらステージを見るとタイプの店のよう。Ummm... ステージにはかなり高齢のメンバーのJazz Bandが演奏中。店はほぼ満席でたいへん盛り上がっていた。Paulはすでに来ていて、お友達や関係者等と後ろの左端のテーブルに集まっていた。このClubには、Back StageエリアもなければDressing Roomもない!Paulも他のメンバーも右端後ろのBarに行ったり、いろいろと動きまわっていたので、話かけたりするのは誰でも全然OKな雰囲気だった。(-^▽^-)
高齢Jazz Bandの後に、もう1つ前座が約1時間あり(Vo.の女性がPaulのお友達らしく、Paulがステージに上がり、Bandを紹介した。)、1時も過ぎた頃、やっとやっとShuggazerのshowが始まった。(お店のCrewはいるものの、BandのCrewはいないので、準備は自分達でやっていた。)最初にPaulを見た時に黒髪になっていたのでびっくりしたが、今回はもう1つ今までと違ったPaulが見られるのがステージのセッティングを見ていてわかった。今回はもしかしてと期待してた事。PaulがGuitarを弾く!!! 嬉しい!やっとそれが見られる!(D2のTourでは95年のDawn Tourの時にだけ、Guitarを弾いていた。その時も、黒髪だった!今回は最初から最後までずっとGuitarを弾きながら歌った。) SE("Six Million Dollar Man"の最初みたいな感じ)に"Kozmonaut"のイントロのGuitarのフレーズを飛び飛びにからませ、その"Kozmonaut"からShowは始まった。時間にして約60分。Albumの曲順通りというSetlistだった。(なぜその順なのか、理由を聞けばよかったのだが。)初めて"Shift"を聞いた時、コンサートで腕を振り上げながら聞くというよりは、じっくり静かに聞き入るという印象が強かった。なので、これをLiveでやった時にどうなるんだろう?盛り上がるのか?などとちょっと心配になったりもした。しかし、そんな心配はぜ〜んぜん無用のものだった。基本的には、Albumの曲が忠実に再現されていたShowだったが、Albumで聞くより、もっとずっとHardというか、Rockしてるというか、とにかく躍動感があって元気いっぱいでエキサイティングにPlayされていた。Paulの声と喉の調子は私が過去に見てきたD2のどのShowよりもよかった!どの曲をとっても、ほぼ完璧に歌えていたのではないか?絶好調のPaulの歌声はより力強い!UK Tourの時にも書いたけど、人を引きつけるものがすごくあると思う。お客さんはというと、のりのよい曲になるとステージ前に空けてあるスペースに出てきて踊ったりしているが、静かめな曲になると席に戻って座って聞く。もっとオトナの方々は座ったまま飲みながら聞く。ということで、お店の趣向通り。いかに小さい規模のshowであったか想像がつくと思うけど、時間も遅いわりにはお客さんもたくさん入っていたし、けっこうな盛り上がりだった。(あ〜、よかった!)
60分はあっと言う間に過ぎた。Endingは"Enough"。Albumを最初に聞いた時から、ShowのEndingはこれだなと思っていたけど、Playしている方も見ている方もまさしく!という感じだった。この曲が大好きな私としては興奮度倍増〜!(^o^;) そこまででも「今日のPaulのVocalは最高!」と感激していたのだが、アンコールでもっと大大感激。失礼ながら、「この曲」を絶好調Paulで聞けたというのは、他のどの曲よりもおいしかった!と思えるくらい私にはインパクトが強かった。Showの前にPaulとちょっと話をした時に、「アンコールはGuns N' Rosesの曲をやるかも・・・」と言っていたので、その選曲を楽しみにしていたのだが、ステージでPaulは「Zeppelinを・・・」と。みんなが知っててノリもいいという無難な線で"Rock and Roll"か、はたまた"Black Dog"あたりかと一瞬考えたのだが、イントロを聞いてもう本当に本当に驚愕した!まさか"Immigrant Song"をやるとは!Paul(しかも本日絶好調!)の「アアア〜アァ」!!!!! マジで皆さんにお聞かせしたかった!この曲は他のファンやお客さんにとってもものすごく意外だったようだけど、アンコールにBESTな選曲だったというのは誰もが思ったことだろう。とにかく最高だった!大感動!\(=^o^=)/
さて・・・ "How was the show?"と問われたら、私は迷わず"GREAT!!!"と答える。確かにShowはひいき目なしでGREATだったと断言できる。はるばる見に行っただけの価値は充分あった!でも、この"GREAT!!!"というは、見た時点での条件(小さいClubでの短いshow、Album1枚で2回目のLive、しかもPaulが絶好調!etc.)も考慮にいれた上でのことであって、もっと上のGREAT!!!はいくらでもある。PaulがこれからもShugaazerをBandとしてグレイドアップして続けていきたいのなら、課題は山程あるだろう。そんなことは、人に言われなくてもPaul自身よ〜くわかってるに決まってる。「4人組のBand:Shugaazer」とは言え、今現在の世間の見方はやはり"Featuring PAUL LAINE"なのだ。(The Queen's Hotelの告知もそうなっていた。)実際Showを見てても、その通りだったし。そうなってしまうのは、キャリアも知名度も違うし、年齢も上だし、貫禄も違うから仕方がないことだろう。でも、PaulはSoloプラスBack Bandでなく、Bandという形を選んだんだから、続けていくのであれば、これからはBandとしてのもうちょっと違うマジックがLiveで起こっていくことに多いに期待したい。エンターテインメント度のUpも含めて。Guitaristにももうちょっと見せ場が欲しいぞ!
Vancouver Tripはあんまりにも短く、一夜の夢のように終わってしまった。でも、無理してでも行ってよかった。繰り返すけど、はるばる見にいっただけの価値は充分にあったのだ!Thank You Very Much for Everything, Paul!!! And Cris, Roland & Shane!!! Shugaazer Rocks!!!

ちぇり〜ずぼいす・番外らんだむば〜じょん
全体的にD2のShowの時より、興奮気味でした、ワタクシ。(^o^;) でも、好きな曲"Beautiful"の最初のGuitarのフレーズをPaulが弾いていたのはしっかり見てた。「あ〜、ここはPaulが弾いてたのね〜」
 Showの後は、写真大会のようになってしまいました〜 Fanがみんな写真を撮りたがったので、何だか自然にそんな風になってしまった。"Gallery #2"にあるBand写真はその時に撮ったもの。Fanと言ってもそんなにものすご〜くたくさんいたわけじゃないです。そう言えば、サインをもらっいる人を見かけなかったような気も。みんな「しゃし〜ん!」って感じだったのかな。
最初にPaulのそばに行った時、すっごくいいにおいがした。コロンかシャンプー!?かヘアムース!? いや、ヘアムースはつけてないっぽいヘアスタイルだったな・・・ 乙女心ドキドキでした〜。 きゃ〜
The Queen's Hotelは地元ではそこそこ名のあるVenueなのだそうです。PaulはPlayするのは初めてとのことでしたが。1日目と3日目の会場は普通のAll Standingの800名くらいのキャパのClubで、D2 UK TourのDudleyの会場のような感じらしいです。私が思うに結局Openingだという3日目のShowも60分="Shift"からの曲全部はやったんではないでしょうか。今回見た場所って、何だかものすごく特殊だったような気がするので、はたしていわゆる普通の会場ではどんな感じ(お客さんの反応も含めて)だったのか、実に気になるのでありました。
Paulのお友達によれば、Paulが地元でLiveをやるのはものすごく久しぶり。(そうだろうな・・・)前回はというと、2002年にAll Cover SongのShowをやったことがあったのだそう。(「完全に遊び」で。Bass:Scott Brown & Drummerのトリオバンドだった。)もちろんHard Rockっぽい曲もやったけど、ABBAなんかもやったとかって。そっそりゃ〜、見たかった!
"Check This Album!!"で、Paulの関連Albumとして"Brad Darrid/Brad Darrid"を紹介していますが、そのBrad Darridさんが来てました。(とってもGentleman!!!)紹介した所に書いたように、AlbumのThanks ListにSteveとBrunoの名前が有り、どんな関係なのか気になっていたので、確かめてみちゃいました。このAlbumをPaulのStudioでレコーディングしている時に、Paulの所に来たSteve(当時"Dawn"制作中)と会って仲良くなり、今でもGood Friendとのこと。Dawn Tour in 1995の時にはNYでshowを見たそうです。
ShugaazerTシャツは作られておらず、CDすら会場で売っていませんでした。1つ前にやったBandのCDは売られていたというのに。商売っ気ないのね、Paul。(ステージからも自分で「CDは、今日はここでは売ってません。」と言ってた。)その"Shift"ですが、残念ながら日本盤発売の具体的な予定は依然としてないようです。(ToT)

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