UK Flag London
April 8, 2005 : The Underworld
UK Flag

Tour2日目、SheffieldからBritrailで約2時間20分南下、Londonへ!この時期のイギリスってこんなに寒かったっけ?到着以来ずっと寒いが、今日も寒そうだ。Londonではおっ買い物〜♪の予定もあるので、早朝にホテルを出発。寒さ対策と移動時の荷物減らし対策を兼ねた着膨れ姿で外に出ると、何やらパラパラと降ってくるものが。雨?みぞれ?ぎゃ〜、雪じゃん!勘弁して〜!
Sheffield駅周辺で2年前の思い出巡りをする間もなく乗った電車は、2年前と同じ時間の電車だったみたい。なので、着いたLondonの駅も同じSt. Pancras Station。何だかずいぶんモダンな作りに変わってしまった。やっぱり2年の時は確実に流れているのだな。Londonも寒かった!天気悪かった!夕方には極寒+強風、雨が雪に変わったり・・・(ToT)
LondonのVenueは、2年前と同じThe Underworld。Danger Dangerの登場予定時間は8時45分。妙に早いのには理由があった。Londonでは、いわゆるコンサート的なものは、地下鉄の最終(12時くらい)に間に合って帰れるように終わらなくてはいけなくなったらしい。The Underworldでは催し物は時間別に区切られていて、この夜のコンサート部門(?)は10時半にすべてを終わらせなければならないと決められていた。その後は別のイベントがあり、この「朝までコースイベント」のお客さんを改めて入れるというわけ。(後日聞いた話では、この夜はHeavy Metal Discoだったそうな。)
London!金曜日の夜!狭い会場!たぶん満員!この夜が一番盛り上がるだろうと、Tour Dates発表時から思っていたが、D2の登場を待っている時間にすでにこの予想が大当たり!の予感が。The Underworldはそれ自体がけっこう大きく、1階はBar、地下1階がBar+Liveスペースとなっている。ステージは低く(50〜60cmくらい?)、角にあるので三角形っぽい上にかなり小さい。Bruno・Robは2歩でTedの隣へ、TedからDrum Setまでも2歩くらいの大きさ。ステージ前のフロアも狭い。そのくせじゃまな柱が2つもある。階段を数段上がった上からも下のフロアの半分を囲むようにLiveが見られるようになっているのだが、フロアはもちろん、こちらも満員御礼状態で、早くも熱気がムンムン。地下で天井が低い上、一角に人が集まっているので、その熱気がいっそう濃くなっているように感じられた。
まだライトがつかない中、メンバーがステージに姿を現すといきなりDangerコールの大合唱!(それも男声!) 予定約5分遅れの8時50分、"Ginger Snaps"が流れ始めると大歓声!SEが終わるとまたDangerコールの大合唱!みんなが伸ばす手をTedがたたきまくって、"Crazy Nites"は始まった。歌だってもちろん大合唱!!!
Tedは最初はコレと決めているのか、いつもの黒いシャツ。歌う様子はやや興奮気味!(わかる気がする〜) Robも今日はTシャツでなく黒いシャツ。Sweden Rock Festivalの時に着てた、私のお気に入りのシャツだ〜!(やっぱりシャツ姿の方がいいなぁ〜) Brunoは黒地に漢字とイラスト入りTシャツ+黒とグレーのストライプのパンツでちょっとおしゃれ?(^o^) 漢字入りTシャツも好きなのね!喜怒哀楽のような4文字が書いてあり、その文字にあった表情のマンガっぽい女の子の顔が描かれていて、なかなかカワイイTシャツだった!(^o^)
2曲目"Under The Gun"も大合唱で終了。メンバーはみんな、満面の笑顔。Tedが客席からフラッグを受け取り、Robと両端を持って広げると、ブルーと白のストライプの地に1stの時のロゴと1st AlbumのArtworkのあのイラストの男性が描かれていた。そうしている間にもまたまたDangerコールの嵐!そのコールの中始まった3曲目は"Boys Will Be Boys"だった。おっ、Setllistが変わったぞ!
とにかく4人とも嬉そうにPlayしているのだが、特にTedは歌にもアクションにも力が入っている感じ。"Boys Will Be Boys"が終わってTedが「Thank You!!!」を言ったとたんに、またも拍手とDangerコール。Tedは「You guys are Fuckin' coolest!!!」、「UNBELIEVABLE!!!」と言っていたが、私だってこの状態はUNBELIEVABLE!!!だと思ったもんね。ここでBrunoのMCも登場。そしてちょっぴりお飲み物 (^o^) も〜。
次の"Bang Bang"では大合唱度も更にパワーアップ!ファンも本当にこの日を、こうやってLiveでバンドといっしょに歌える日を待っていたんだなとつくづく感じた。すっごい愛されてるよ、Danger Danger!
ひき続き大合唱の"Rock America"の後は、お客さんを煽るBrunoのMC。その中で、「Setlist変える!」宣言も。昨日も来ていたお客さんがわかったようで、「昨日も来てただろう?」 今日も同じShowをやったら、来てもらった価値がないじゃないか!(かなり意訳)みたいなことを言ってた。そして、「"Cockroach"の曲をやるぞ〜!」 TedがさらっとRobを紹介して、Guitar Soloから"When She's Good〜"に。Guitar Soloは昨日よりは長かったけど、やっぱり扱いとしては、次の曲への景気付けというか、前奏曲的。それでもあった方が絶対にいい!Guitar Soloは正直好きとは言えないが、時と場合と人にもよる。今のDanger Dangerには絶対にあった方がいいよ!
そしてまたまた沸き起こるDangerコールの後にやったのは"Afraid Of Love"。"Cockroach"の曲も大合唱は変わらない。すばらしい〜!最後の所で、歌いながら力を込めてベースを弾いて、右手を振り上げたBrunoがカッコよかった〜 (^o^) それはともかく、個人的には、Tedにはこの曲を歌うなら"Don't Walk Away"にして欲しい。理由は簡単、その方がTedに合ってると思うから。
8曲目"I Still Think About You"の後半で、ステージ左側から突然女の子が登場。彼女はステージに出されてびっくりして立ちすくんでいるような感じだったが、Tedは肩を組んでいっしょに歌ったり、ほっぺにチュッとしたり、けっこう微笑ましかった。Danger Dangerに子供とは、今までなかったパターンかも。(^o^) 左側には関係者が見る場所があったので、誰かの娘さん?と思ったが、後で聞いた所によると、Louiseちゃん11才はD2大大好きのお父さんに連れられて見に来ていたそう。ただ今Guitarの練習中で、その中には"I Still Think About You"も入っているんだって。Danger Dangerの曲もこうやって、次世代に引き継がれていくんだね。(^o^)v
Encore2曲目の"Naughty Naughty"、どうやって曲が始まるかは誰だってわかっている。Bruno、自分に向かってみんなに思いっきり歓声をあげさせた後、右の人指し指を口の所にもっていって、「シー!」 そして、静かになった所であのBassのフレーズを弾きだした。(^o^) ・・・Playしながら、腕時計を見るBrunoとTed。MusicianがLive中に時間を気にするなぁ〜!と言いたい所だが、例の撤収時間の厳守を厳しく言われているに違いない。・・・ 最後の所で、両手を擦って助走をつけて、Tedはまたも客席にダイブした!そして「Stay Horny London!!!!!」といういつもの言葉で10時7分頃、異常なまでに盛り上がったLondon Showは幕を閉じた。
この後、どうするのかと思いきや、やっぱりマーチャンダイズテーブルに4人で並んで、サイン・写真になったのだが、終わりの時間が迫っている為、ゆっくりおしゃべりという感じじゃなくて、あわただしい。テーブルは、Liveスペースの近くのBarカウンターの向かいにあり(2年前と同じ場所)、その前の広さは昨日よりぜんぜんあったのだが、とにかく人が多くてたいへんだった。列はできるし、後からサインをして欲しいものを渡す人もいるので、サインした後「これは誰のだぁ〜?」と叫ぶメンバーの声も。(^o^;) サインも写真もどんどんやっているはずなのに、なぜか列は短くならない。そのうちに、こわ〜いセキュリティが数人やってきて、追い出し攻勢が始まった。時計を見ると、もう10時40分を過ぎている。ファンはみんな1階に上がらせられた。
1階は、カウターでお酒を買ってワイワイ飲んでいるような広いBarなので、追い出されたりはしない。結局最後にはメンバーも1階に上がってきて、ここでまたいつものようなおしゃべり会になった。Brunoはほとんどずっと同じ人達と話していたのだが、彼らはTedとRobが広げたフラッグを作った、ギリシャから来た6人組ファンだった。青と白のストライプと思ったのはギリシャの国旗だったか!(^o^;) (フラッグにはちゃんと"The Greek"と書いてあったのに、Liveの時はそこまで目がいかなかった。) 彼らは、D2人気絶頂期からのファンにしては若いような気もするので、新しい世代のファンだろうか?Bruno、嬉しそうに話してた!Barは広いのに、SteveもRobもここにやってきたので、ラッキー!そうだ、今日のSteveは無精ひげがなしだったので◎!スポットライトがたくさん当たっていたから、きっとご機嫌も◎?(^o^)
ステージでは乾杯のシーンこそなかったけど、皆さん、各自適度に水分補給はなさってました。(^o^) 1階のBarで追加の水分補給をしていた人も・・・ (^o^;)
ふと思い出して、今年のNamm ShowでD2の歴代ギタリスト3人とBruno & Steveで撮った写真(これ!)をネットで見たとSteveに話した所、Tony Brunoは来ていなかったという。「小さい写真だったので顔はあまりはっきりしていないが、キャプションにTony Brunoと書いてあった。」と説明したのだが、どの写真か心当たりが無い様だったので、それ以上は聞かなかった。最初に写真を見た時、Tonyにしては感じがずいぶん変わったなとは思ったけど、違うのならこの人はいったい誰?
先のFarmingdale, NYのShow以降、Robが左手だけにマニキュアをしているのを見て、なぜ左手だけ?何か意味があるのか?と気になっていたので、聞いてみた。「左手には右手で塗れるけど、左手で右手にはうまく塗れないから。」 (^o^;) 「それでは私が塗ってあげましょう!」と心の中で叫んだ私でした・・・(^o^)
バンドも引き上げる時間になったので、Byeして外に出ると、サ・ム・イ〜〜〜!まだ開いていた露店でマフラーと手袋を買おうかと真剣に考えたくらい。明日のBelfastはLondonずっと北だ。もっと寒いのか〜〜〜?(ToT)
とにかくめちゃくちゃ盛り上がったShowだった。何と言っても圧巻はDangerコール!MCの間がちょっとでもあくと、すぐDangerコールが沸き起こる。プラス、メンバー名コールもあった。何でこんなにすごいわけ〜!?と思うくらいの、異常とも言える熱狂ぶりだった。そのファンの圧倒的なパワーと愛が、バンドのPlayをよりエキサイティングにしたと思う。どちらかと言えば、ファンの方がバンドをひっぱった、と私には思えた。その点を考えると私が「GreatなShow!」と感じるものとはちょっと違うかなとも思うのだが、そんなことよりも、やっぱりこのShowはDanger Danger史上「すごくよかったコンサート」の1つに間違いなくなった!と声を大にして言いたいLondonの夜だった。 ・・・さて、明日以降はどんな展開になるのか? 楽しみ!楽しみ!

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